ここでは、最近の狩猟で使われる、またこれから使われるでと思われる
狩猟ハイテクアイテムを考えてみたいと思います。
1. 狩猟ドローンとは?
最近なにかと耳にするドローンですが狩猟に関してはまだまだ関心が薄いです。
いろいろな分野で使われるようになってきましたが割合は以下な感じです。
- ビデオ・画像撮影 27%
- 精密農業 23%
- 監視・モニタリング 18%
- 地図・測量 8%
- 整備・点検・工事 19%
などがドローンの活用割合となっています。
ここに狩猟・鳥獣個体調査が入る日も近いと思います。
狩猟ドローンとは文字どうり狩猟に特化したドローンのことですが
まだそんなドローンは少ないです。
自作でドローンを狩猟使用に改造するというものです。
具体的には暗視カメラやサーモグラフィーカメラなどを使って
獲物を発見すると言った物です。
しかし北海道や開けた荒野なら扱いやすいですが
ほとんどの山は森林が広がってるので高度な飛行技術が求められそうです。
※ドローンを飛ばす時の注意点
許可に関しては細かい決まりがあるので要点だけ簡単に説明します。
おもちゃ屋さんで見かけるドローン(トイドローン)で200g以下
のドローンは許可は必要ありません。
200g以上のドローンは【小型無人機等飛行禁止法】が摘要されるので注意しましょう。
許可を取りたいと思っている人は「国土交通省」ドローン許可申請サイトを
参考にして下さい。
簡単な飛行ルールは以下の5点は知っておきましょう。
- 飛行は日の出~日の入り(銃と同じ)
- 目視で確認できる範囲での飛行
- 輸送などの目的禁止(落下の恐れがある)
- 人込みなど人の多く集まる場所の上空(30Mの間隔は空ける)
- 上空150M以上の飛行禁止
すごく便利で画期的なドローンですが200g以上の物体を上空で飛ばすと
万が一、人に落ちたら・・・と意識して飛ばしましょう。
2. 狩猟GPSとは?
GPSは登山や子供のキッズ携帯などでおなじみです。
携帯やスマホにも普通についています。
ドローンに比べて結構前から狩猟に取り入れられてると思います。
使い方はシンプルで、犬(狩猟犬)の首輪にGPSを付けて
犬が吠えて合図したらその場所までGPSをたどって追いつくのです。
その、時犬のいる場所にたどり着くまで獲物を足止めさせておくのは狩猟犬の仕事です。
価格は2万~7万といったところです。
中古もたくさんあるので探してみて下さい。
3. 狩猟もITの時代
ドローン・GPSの他には【動体感知カメラ】などもあります。
獲物が通りそうな道の木に仕掛けといて、動くものが通ると感知して録画します。
捕まえると言うよりは調査です。
- 高性能カメラ搭載のドローン
- 狩猟犬のGPS追い猟
- 動体感知カメラで調査
猟友会の50年以上前から狩猟をしているおじいちゃん達には
理解できない道具かもしれません。
でも、これらの道具どころか車さえ珍しい時代から知恵をしぼって山を自分の足で歩いて
猟をしていたおじいちゃんはやっぱり凄いですね。