イノシシの肉はジビエ料理の中でも一番手に入りやすく、メジャーな食材です。
しかしジビエと聞いて印象は・・・
- 「獣臭い」
- 「処理、調理が難しそう」
- 「どこで買えるか分からない」
みたいなイメージを持ってる人が多いと思います。
そんな疑問に答えていきます。
イノシシは、イノ豚と言われるくらい、豚肉に近い味と食感です。
そんなイノシシの肉を使った美味しいレシピを紹介していきます。
1. ジビエ肉(イノシシ肉)購入
イノシシの肉は普通の精肉店ではあまり扱ってないです。
でも、精肉店で取り寄せてもらうこともできるでしょう。
ジビエ専門のお肉屋さんもありますが、今は通販(お取り寄せ)が手軽でしょう。
販売価格は (100g)500円~1000円 部位によって違います。
猟師さんに知り合いがいる方は、たいてい冷凍ストックしている人が多いので
ビールやお酒でお礼をして譲ってもらうといいでしょう。
いろんな人がいますが、現金を受け取る人はあまりいないと思います。
2. シシ肉の下ごしらえと保存法
シシ肉の下ごしらえ
基本、イノシシを捕った猟師さんは山のその場で血抜き・解体しています。
なので、さほど臭みはありません。
でも、イノシシの 性別・年齢・狩りをした時期 によっては多少の臭みはあるかもしれません。
そんな時は、作る料理によっても違いますが・・・
- 牛乳につけこむ
- 食塩水につける
- 下茹でして「あく」をぬく
などの処理で臭みは軽減されるでしょう。
シシ肉の保存法
先ほども書きましたが、シシ肉は山ですぐに血抜き・解体され
下山後すぐに真空冷凍します。
通販・お取り寄せの場合は
ほとんど真空冷凍されてくるので
そのまま冷凍庫で保存したらかなり日持ちはすると思います。
精肉店で買ってきて余ったシシ肉を保存したい場合は
ジップロックでしっかり空気を抜いて冷凍しましょう。
業務用の真空冷凍ではないので、冷凍焼けしないうちに食べましょう。
3. イノシシ料理の種類
和・洋・中 でオススメを紹介します。( `ー´)ノ
- イノシシ肉の角煮
- イノシシのちゃんこ(ボタン鍋)
- シシ餃子
なんてどうでしょうか?
1. イノシシ肉の角煮
- ずは角切りにして表面に焼き色をつけまます。糸では縛らなくてOK!
煮た時に旨味がぬけないようにするため
- 下茹でしてあくをぬきます。
湯煮と言い 豚、牛 でも同じです。仕上がりが全然違うので面倒ですが必ずしましょう
- 煮込み
味付けは豚の角煮と同じような感じでいいと思います。
少し違うのは、肉の赤身部分は豚よりかたいので 炭酸水で煮る とかなり早く
柔らかくなります。
- 一緒に煮たら美味しいもの
玉子・大根・玉ねぎ・ニンジン などなど・・・
シシちゃんこ(ボタン鍋)
ボタン鍋は食べたことのある人も多いと思います。
「でも何でイノシシなのにボタン??」
って思ってませんか?
語源は、江戸時代イノシシなどの獣を食べることはあまりよく思われず
イノシシ鍋とは言わず【花札の6月にイノシシと牡丹】が描かれていたことから
ボタン鍋と言われるようになったらしいです。
作り方は普通の鍋とかわらないので、鍋に入れたら美味しい食材を紹介します。
- 白菜
- 大根
- ゴボウ
- ニンジン
- 里芋
- 油揚げ
- 豆ふ
- 長ネギ
- こんにゃく
- キノコ類全般
スープは味噌ベースが美味しいです。
と言ったとこでしょうか。こうやって書き出してみると
根菜類が多いようです。でも鍋なのでお好みでいろいろ試してみてください。
シシ餃子
精肉店でシシ肉を買ったらミンチにしてもらいましょう。
通販・お取り寄せ で購入すると大体、かたまりかスライスした状態で届きます。
その場合はミキサーで細かくしましょう。あまり力のないミキサーだと回らないかも・・・
家庭でミンチにする時は脂身の部分も入れましょう。
イノシシ肉は上の写真のように脂が多めです。
でも脂に旨味がありますので、たくさん入れて下さい。(*’ω’*)
あとは、白菜・ニラ・ショウガ など定番の具材を皮で包みましょう。
以上 山奥の居酒屋店主のイノシシの美味しい食べ方でした。
イノシシの美味しい食べ方を発見したら更新しますので、また覗いてみてください。