ここでは、実際に猟師になって山に行ってみて
必要だった道具、必要に感じた道具
を紹介、解説したいと思います。
目次
1. 狩猟に必要な7つ道具
- 車
- 銃器、ワナ・ナイフ
- ハンターベスト・許可証
- 携帯・無線機・コンパス
- 長靴・カッパ・ロープなど装備品
- 食料・水分
- 動物や周囲に対する気配りの心
1. 車
山に入るのでやはりそれなりの車が必要でしょう。
猟師の中では『ジムニー最強説』があります。
なぜジムニーが最強かと言いますと、コンパクトな車体が狭い山道もより山奥まで
入る事が出来ます。
タイヤも大きくぬかるみ、雪道にも強いのが猟師に支持されてると思います。
でも猟師だけじゃなく人気車なため中古でも少々値段は高めなのが欠点かもしれません。
個人的には軽トラも使いやすそうだと思いますが・・・
軽トラだとホンダのキャリーがおススメです。
いろんな軽トラの中でも山道のぬかるみや、雪道に強いです。
2. 銃器・ワナ・ナイフ
第1種・・・ライフル銃、散弾銃、空気銃
第2種・・・空気銃のみ
※ ライフル銃は第1種を受けてから10年たたないと所持できないし買うこともできません。
↓ 狩猟免許(銃猟)
散弾銃でも弾を変えることで(スラック弾など)鳥から大型の獣まで捕る事が出来ます。
使いたい目的に応じて銃砲店で相談するといいと思います。
ワナ猟は実際の猟では【くくりワナ】を使いましょう。
↓ 狩猟免許(ワナ猟)
僕地方は猟期(11月15日~翌2月15日)までは雪深いので使えません(/_;)
ナイフは獲物を捕獲したら素早く解体します。イノシシは特に臭みが出やすいので素早く処理しないと美味しくなくなります。
もし雪があればお腹にゆきを詰めて移動するといいと思います。
僕はお金がないのでカッターナイフを持って行きます。
刃もかんたんに変えれて意外と使えます
大事な命をいただくのだからこそ美味しくいただきましょう。
3. ハンターベスト・許可証
ハンターベストと帽子は義務ではありませんが、着用していないと狩猟者登録をした時
に入った【ハンター保険】がおりません。又は減額です。
保険のことも、もちろんですが何より猟期の山で他のハンターさんに誤認されないように
する事が大事な事です。誤認される人も怖いですし誤認するほうも怖い事です。
許可証は狩猟者登録をすると郵送されてくると思います。
一緒に記章も送られてくるので、記章はベストか帽子にぬいつけて
狩猟者登録証はポケットに所持しましょう。
これは義務ですので必ず所持してください。
4. 携帯・無線機・コンパス
携帯、コンパスは遭難とは言い過ぎかもしれませんが、自分の今いる場所を見失った時、連絡を取ったりコンパスを使って方向を確認しましょう。携帯があればGPS機能なども使えて
いざという時にはすごく役にたちます。
無線機はハンディータイプ(トライシーバー)みたいな物です。
無線機は仲間と一緒に猟をする時に使います。仲間と連携して獲物を追い込み
捕獲します。ちなみに猟の時はイヤホンマイク付きの無線機を使わないとベテランの猟師さんにド叱られしますので注意しましょう( ..)φメモメモ
そして万が一遭難した時、携帯の電波がなかったらあなたの生死を分ける
物になるかもしれません。
でも無線電波を使うには【アマチュア無線】の資格が必要なので注意しましょう。
資格なしで電波を使うと「電波法違反」で捕まります。
5. 長靴・カッパ・ロープなど装備品
山に入るのに最低限の装備です。
- 長靴又は防寒ブーツ。できればスパイク付き
- 急な雨や雪に備えてカッパ。
- 急な斜面や獲物を運ぶためのロープ。
6. 食料・水分
食料は念のためあればいいと思います。万が一を考えてチョコレートとかは昔から山に行くときは持って行きますね。
水分は確実に持って行きましょう。水分は【水】がいいと思います。
なぜなら、喉の渇きを潤すだけじゃなく、傷口を洗ったり獲物の血を洗ったり色々な事に使えるからです。重いですけどね
7. 動物や周囲に対する気配りの心
気配りは当然の事です。
具体的に言いますと動物に対する気配りは、
捕ってはいけない非狩猟鳥獣は捕らない!
捕った獲物は無駄にしず美味しくいただく!残った骨などはちゃんと土に埋める!かな
周囲に対する気配りとは民家の近く、車が通りそうな道などは狩猟免許の講習会で勉強したはずです。銃や猟に慣れてくるとそういう事を忘れがちですが気を付けましょう。
2. おすすめアイテム
義務でもないですが、あって良かったと言うアイテムを紹介します。
しかも、リュックに入りコンビニやホームセンターで揃う物ばかりです。
- 双眼鏡
- 耳栓
- カイロ
- ビニール袋
- バンソコウ
- テーピング
- 手袋
- スコップ(骨などの亡骸を埋める)
などがあればいいと思います。
季節、狩りをする地域によって臨機応変に対応しましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます。